イドラ(ラテン語: idola)の意味は、先入観、偏見の意味で、40年前、高校の倫理社会の授業で教わった言葉です。「種族のイドラ」、「洞窟のイドラ」、「市場のイドラ」、「劇場のイドラ」に分類されます。
高校時代にこの言葉の意味を教わり、以来、特に、劇場のイドラに関心を持ってきました。冷静なときに自分自身の考えと行動が「劇場のイドラ」に影響を受けていないか可能な限り考えるようにしてきました。
「劇場のイドラ」は、現在では、TVやインターネットからの情報で、視聴者や読者は知らぬ間にある偏見的な考えを持つようになってしまう怖さを表します。
「劇場のイドラ」は時には、国民全体を戦争へと駆り立てさせることも可能です。新聞やラジオで欧米を「鬼畜米英」として、「敵」である印象を多くの国民に与えました。欧米でも当時のマスメディアを利用して日本人を蔑む言葉「Yellow monkey Jap」 として、見ていました。
もちろん、そのような時代でも「劇場のイドラ」に影響を受けずに自分の信念を貫いていた人もいますが、このイドラの恐ろしさは短期間で、まるで催眠術にでもかけたように、多くの人に最悪のイドラを植え付けることができることです。
「劇場のイドラ」はますます増えてきているような気がします。インターネットの普及が拍車をかけました。たとえば、官僚はずるい人、スポーツ選手は良い人。そんなイメージをもっていませんか。
このブログで、私が見つけた 「劇場のイドラ」を書きとめようと思います。